ジメジメした日が続いて、猫もなんだか毎日眠そう・・・
人間も雨の日はだるいですよね
そんなこといってたら、周りから
気持ちがたるんでる!
とか言われちゃうんでしょうか~?
でも雨の日に眠くなるのは、気持ちの問題ではないんですよ
今回は、猫が雨の日に眠くなる理由とその過ごし方について解説していきます
猫たちから雨の日の過ごし方を学びましょう
雨の日の猫はどうして眠そうなの?
雨の日の猫が眠い理由① 猫の毛質は水との相性×
猫の毛質はやわやわでふわふわです
猫の魅力のひとつですが、良いことばかりではありません
一度その毛が水に濡れてしまうと乾きにくく、ずっしりと重くなってしまいます
水をはじかないので、体温もどんどん奪われてしまうというわけです
雨の日の猫が眠い理由② 湿気
湿気も猫の体質には合っていません
猫の先祖は、砂漠で暮らしていました
乾燥に強く出来たその身体は、高湿度に適しているとは言い難いでしょう
実際にヒゲや体毛に水分がたまり、重たくなります
そうなるときれい好きな猫の事です、毛繕いに時間を費やすことになります
毛繕いが終わったらどうするのか
疲れて後はもう寝るだけです
雨の日の猫が眠い理由③ 低気圧
雨の降る日は、気圧が低くなります
気圧が下がると、体への圧力が弱くなり、全身が膨張します
「雨の日は頭が痛くなる」という人も多いのでは?
猫の身体にも同じようなことが起きているため、だるそうにしているのです
とはいっても、猫は「頭痛いニャ~」とか言いません
本当に猫が頭痛を感じているかはわかりませんが、静かに寝かせておいてあげましょう
雨の日の猫が眠い理由④ 酸素濃度
意外と知られていないと思いますが、気圧が下がると大気中の酸素濃度が下がります
気圧が下がる際、上昇気流が生まれて空気が地表から上へ移動します
その時にできた雲が雨を降らせるのですが
空気の移動と共に酸素も上に動くので地表付近の酸素濃度が下がるというメカニズムです
酸素濃度が下がると副交感神経が優位になることが分かっています
つまり、寝る前のリラックス状態になるという事です
眠いわけですね
雨の日の猫が眠い理由⑤ 獲物がとれないからあきらめている
なんて潔いことでしょう✨
猫は獲物が獲れない雨の日は、そもそも狩りをすることを諦めているんです
獲物となる小動物や虫は、雨の日は活発に行動しません
また、雨に濡れた重い身体ではうまく狩りができないことを猫はちゃんと分かっています
雨の日に猫が眠い理由⑥ 日向ぼっこができない
日向ぼっこをしたら余計にねむくなるのでは??
そうでもないのです
陽の光を浴びないとメラトニンというホルモンの分泌が多くなります
これは睡眠ホルモンと呼ばれ、眠気を引き起こします
猫から学ぶ、雨の日の過ごし方
猫は雨の日に不具合があることをわかっていてそれを受け入れているんですね
無理に活動せず、体力温存を図り、その時にできることをしているだけなのです
さて、それに比べて私たち人間はどうでしょう?
台風や大雪の中も関係なく、仕事に行くという方も多いのではないでしょうか?
雨の日に猫の様子を見ていると、少しくらいゆっくりしてもいいんじゃないかと思えてきます
いつも以上にダラダラと過ごしていますからね
ただでさえ、ストレスフルな現代社会で頑張る日常
少し肩の力を抜いて、猫の過ごし方を取り入れてみてもいいかもしれませんね
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