【多頭飼育始めました】新入り猫が在住猫に威嚇する!3週間の記録

ミルクとモカ
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猫好きにとって、猫に囲まれて暮らしたいと願うのは至極当然な事

我が家では、1匹の猫と暮らし始めて1年半が過ぎたタイミングで、新たに猫を迎えることになりました

この記事は多頭飼育を始めて3週間の記録です

  • 新しい猫を迎えるための準備
  • 迎えてからわかったこと

などをまとめました 

特に成猫同士の多頭飼育は難しい場合があるので、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思っています

我が家の場合は、幸いにも「成功」といえる結果でしたので

猫の多頭飼育を検討中の方は参考にしてくださいね

 

 

 

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猫たち紹介

在住猫:ミルク

性別
性格やんちゃ
誕生日2019.08.01
年齢1歳9ヶ月(当時)
出会い生後2ヶ月のときに保護
新入り猫:モカ

性別
性格女王様気質
誕生日2017.09.18
年齢3歳7ヶ月(当時)
出会い動物病院の里子の募集で

二匹の詳しいステータスはこちら

 

 

新たに猫を迎えるための準備

多頭飼育の始め方を調べたり、足りないものを買い足したり・・・

多くは家にあったもので代用できたので、実際は知識と環境の整備に時間がかかりました

引き取りを決めてから迎えるまでの準備期間は3日ほど

 

事前に調べた知識はざっくりこんな感じ

  • 性別によって相性に影響がある(オス×メスは相性〇)
  • オス猫は縄張り意識が強い(去勢しているのでそこまで気にしなくてもいいとの説あり)
  • いきなり顔を合わせるのはNG(新入りはケージで生活)
  • 何をするにも在住猫を優先する
  • 自分の場所を確保できるようにする

上記のようなことを意識して環境を整えました

 

 

 

新入り猫モカの居場所を作る

物置として使っていた部屋

新入り猫モカ専用の空間を作りました

在住猫立ち入り禁止の部屋にケージを置き、モカ専用のお部屋です

ケージはミルクが使用していたものを借りしました(笑)

 

 

 

在住猫ミルクの居場所を作る

モカにケージを譲るので、数ある居場所のひとつを失うミルク

ミルクには長い間キャットタワーの代わりにケージを使わせていました

唯一、人間の目線程の高さに登れる場所だったので、以前から検討していたキャットタワーをこのタイミングで購入しました

ケージ解体中のミルクの反応(笑)危ないのでどいてもらいました

 

 

両者の存在を見えないところで感じさせる

このように全く別々の部屋からスタートさせたので、初めはお互いの存在に気付かず、何の問題も起きませんでした

モカが新しいお部屋に慣れたタイミングで少しずつ、お互いの匂いを確認させることに!

 

扉の向こうに他の猫がいるんだよ~

扉が閉まってる間は安心だよ~

という事を2匹にわかってもらうのが目的です

具体的には・・・

  • 普段使っている猫ベットをお互いに嗅がせる
  • 回収した排泄物をお互いに嗅がせる
  • お尻をふいたティッシュをお互いに嗅がせる
  • 動画でお互いの声、容姿を確認させる
ドアの向こうに猫がいると理解した猫

 

 

 

【記録】ネットで得た情報と違う!!新入り猫が在住猫に威嚇するのはコミュニケーション?

ここからは、我が家での経験談になります

これから多頭飼育を開始する方は参考にしてください

 

 

3週間の記録

2021年4月13日(1日目) まずは環境に慣れるように

夕方にお迎えして、バスタオルに潜り込んでじっと動きません

ご飯は食べるけど排泄はなし

この場所は怖くないよ~

ということを理解してもらうため、そっとしておきました

人間は好きらしく、なんと初日からなでなでOKでゴロゴロいってました!

 

バスタオルに隠れている猫

 

2021年4月14日(2日目) 隠れながらもリラックスする様子を見せる

バスタオルから覗いてくる猫

朝になったら大量のおしっことコロコロうんちがトイレにしてありました

ケージからも自分からでてきて、周りを確認・・・

毛繕いする余裕がなかったのか、毛並みがごわついていましたので、ウェットティッシュで拭いてあげるとコロンと転がりお腹を見せてエアーフミフミまで!(歓喜!)

抱っこはさすがに嫌がりましたが、大人しいので爪を切らせていただきました

バスタオルをかぶったり出てきたり様子を伺いながらも順応が早いような気配!

間違いなく、住み心地は良い様子です!

 

 

 

2021年4月15日(3日目) ミルクが様子見に来る

食後の満足げな猫

排泄を我慢する様子もなく、飲食も勢いがあります✨

おさがりベッドでリラックスする猫

ケージの中の猫ベッドは在住猫が使っていたものですが、問題なく使用していました

在住猫の匂いも覚えてくれたのかな?✨

  

  

一方で、大きな音がしたりするとバスタオルにインしていました

モカがバスタオルをかぶっている間にミルクを部屋に!

ドアの向こうからミルクの「ここで何やってんだ~!俺も入れろ~!」がすごかったので、予定より早いですが、チャレンジしました

特に問題なく終わりました

 

 

 

モカが来て1週間 新入り猫モカが在住猫ミルクに威嚇!

モカミルクもお互いの存在は理解してる様子だったので、ケージ越しに対面させました

結果は、モカミルクに威嚇!

「攻撃心も恐怖心も強い」という特徴がみられたのですぐに中止

(耳を倒し、瞳孔は縦長、ひげは前を向いているという様子)

  • 攻撃心 → ひげは前を向き、瞳孔が縦長に
  • 恐怖心 → ひげを後ろに倒し、耳は横に倒れ、瞳孔が開く

(参照:公益社団法人日本愛玩動物協会「ペットオーナー検定公式テキスト」)

ミルクはキョトンとしていました(笑)

 

 

 

モカが来て2週間 二匹の猫の性格が明かされる

ケージの外で顔合わせを開始しました

状況が変わっても威嚇するのは新入り猫の方

モカの方から近づいて行って鼻チューしたかと思ったらシャー

なんでっ?(;’∀’)

もしかして、猫には強気なタイプ!?

挨拶してたらシャーされてびっくりな猫

ミルクは我々が思っていた以上に、温厚な性格であることを知ることに・・(笑)

 

 

 

モカが来て3週間 距離がだいぶ縮まる

この距離までOKに

少しずつでも確実に距離が縮まってきた二匹

相変わらず近づき過ぎてシャーっとされることもありますが、そんなことより近づきたいミルク

本当はもっと近づきたい・・・・でも我慢

 

 

なんで威嚇する?お互いの距離感を模索中だから

新入りの方が威嚇するなんて、どこにも書いてなかった(笑)

事前に調べた印象では、在住猫の方が新入りを威嚇、拒絶するというものばかりでした

 

我が家の場合は、何か違う

自分なりに考えてでた結論は、威嚇はコミュニケーションなのではないかという事

「それ以上近づかないで!」を伝えたい、それだけ

おそらく、猫にも(※)パーソナルスペースがあって猫によってそれが違う

(※パーソナルスペース:他人に近付かれると不快に感じる空間 wikipediaより)

その価値観の違いから、お互いにょうどいい距離を模索中なんだと思います

私が見ている限り、おそらく半径50㎝がモカのパーソナルスペース

ミルクがそれに気付いたら威嚇されなくなるかもな~なんて考えています

理解できるには時間が必要そう(笑)

焦らずゆっくり行きましょう

 

 

特に気を付けた ミルクの問題行動 ストレス発散は遊びで!!!

新しい遊び方を発見した猫

特に問題なさそうなミルクですが、ストレスの兆候が出ていないかには特に気を付けました

大人しそうなやつほど、闇を抱えてたりするじゃないですか(笑)

なので、ストレスが溜まっていないかの指標を設けました

  • 禿が出来ていないか
  • トイレ以外で排泄していないか
  • 爪とぎ以外で爪を研いでいないか

ミルクは過去にストレスで毛をむしってしまうことがありました(小さく禿げる)

今のところ、上記のような兆候はみられないですが、これからもよく観察していくつもりです

そして、遊びがとても好きなので、1日に何度も遊んで発散してもらってます

 

 

 

猫と暮らす全ての方へ

同じ空間を共有できる関係になってきました

猫たちにとって、今回の判断が良かったのかどうかは正直わかりません

 

特に猫の多頭飼育に対しては、厳しい意見も少なくないです

それでも、多頭飼育を挑戦しよう!という背景には、猫の命を一つでも多く救いたいという気持ちがあります

 

一般的に言われていることは、必ず正解というわけではないです

ご自身の愛猫の様子をよくみて、その子たちだけの答えを模索していきましょう✨

 

 

以上

多頭飼育3週間の記録でした!

 

続きはこちらから読めます(⌒∇⌒)

 

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